グレイヘアという生き方。
先日、主婦の友社様から発売されましたグレイヘアの本!!!
主婦の友生活シリーズ『グレイヘアという生き方』に、今回なんと取材して頂きました!
それがこちら♪
私としては、今まさに流行してきているグレイヘアが単なる流行に終わらず、リアルに悩んでる世代の皆さんに伝わる事をプロとして追求したくて、モデルはあえて私の本当のお客様にお願いしました!
主婦の友社様から発売されます #グレイヘアという生き方 から取材頂きました!最近グレイヘアがブームになってきました!女性にとって「〇〇だと老ける」と言われてきた事が、ポジティブに変換されていく時代。
— 八木香保里【ヘアメイク】 (@karly_hairmake) 2019年4月18日
私は個人的に好きです。シワも笑った数なら素敵だし、エイジングをポジティブにね。是非! pic.twitter.com/JTdnFF3alr
撮影場所は、神戸にある実家のサロン 美容室エリザベスにて。
私が普段神戸にいる時に髪を担当させて頂いているリアルなお客様の中には、グレイヘアを楽しまれている方がたくさんいらっしゃいます!
『そもそもなんでみんなグレイヘアにするの?』
『白髪は老けて見えるし、カラーしてたらよくない?』
うんうん。
私も美容師なりたての頃は(20代前半、白髪と無縁なアシスタント時代)そう思ってました。
でも10年美容師をさせて頂いていると、いろんなお客様に遭遇する機会があります。
また私の場合、3年前から実家の70年続く老舗サロンを引き継ぐことになり、(この話はまたゆっくりとブログにも書きます!)東京のトレンド発信地でもある表参道のサロンと、2店鋪を行き来しながら働いているため、担当させて頂いているお客様の年齢層は0歳〜90代まで。幅広いどころの問題ではありません。もう人類全て!!みたいな感じになりました。笑
美容師からしたら、これってとっても特殊なことなんです。(ほとんどのサロンは立地とサロンの雰囲気でターゲット層が定まっているため)
特に神戸のサロンは60〜70代がメイン層で、グレイヘアをバリバリ楽しんでるお客様ばかり。急遽実家のサロンを引き継ぐことになり、東京とのギャップを感じながらマダム世代のお客様を担当させて頂き、たくさんの話を聞く中で『なぜグレイヘアにしたのか』というのは同じ女性として、私も気になりました。
グレイヘアのお客様に実際聞いてみると
本当、理由はさまざまでした。
・乳がんになって、一回全部髪が抜けちゃったから
・3週間に1度根元を染めるのが、(白髪が増えて)2週間に1度になって辛くなったから
・ アルカリカラーが頭皮にしみるようになってきたから
・髪のダメージが気になりだした
などなど
それからの私は、お客様のいろんな事情を知ったことでより深くグレイヘアについて考えるようになりました。
そして、気づきました!!!!
グレイヘアの皆さんに共通して言えることは、『いまを幸せに生きている』ということ。
元々、グレイヘアにするまでの間は、葛藤や苦悩など色々あったと思いますが、グレイヘアになった現在はとても楽しそうで生き生きされています!
美容業界からしたらカラーする人が減るのは、もしかしたら経済的に良くないのかも?しれません。
でも私は美容師として、グレイヘアに変身して、悩みから解放されて幸せに日々を過ごしているお客様を見ると、とっても幸せな気持ちになりました♪
そもそも美容の根本って、私は『幸せに生きるため』にあるんじゃないかって思います!
なので、カラーリングを楽しむ人がいてもよし、グレイヘアを楽しむ人がいてもよし。
その先には一人一人の幸せに繋がってる。
だからいろんなヘアがあっていいと思うんです。
今までは
白髪=老化
みたいな風潮が世の中にはあったけれど、最近は『グレイヘア』とカラーの種類で呼んでみたり、グレイヘア=解放的でおしゃれ、みたいな世間の捉え方もすごく素敵だなぁって。意外と40代の方からも、グレイヘアにしてみたいというご依頼があるのです。
そうやって、エイジングをポジティブに捉えていけるようになれば、色んなことが楽しく豊かになっていく気がするのです。
今回取材して頂いたことで、グレイヘア、さらには髪との生き方についても深く知ることが出来ました。主婦の友社さんには感謝しかないです。
是非みなさんに読んでほしいなぁ♪